デニ・ヴィルヌーヴ、次回ボンド映画の監督に
Amazon MGM Studiosは、次回作のジェームズ・ボンド映画の監督としてドゥニ・ヴィルヌーヴを正式に発表した。
「ジェームズ・ボンド映画は私にとって最初の映画の記憶です」とヴィルヌーヴは公式声明で語った。「父がショーン・コネリーの『007 ドクター・ノオ』でこのシリーズを教えてくれた時から、熱烈なファンでした。このキャラクターは私にとって神聖な存在です。この遺産を尊重しつつ、ワクワクする新たな冒険への道を開くことが私の目標です。この機会は計り知れぬ名誉であり、楽しい挑戦でもあります」
Prime VideoおよびAmazon MGM Studiosの責任者マイク・ホプキンスは、ヴィルヌーヴを「卓越した作品群がすべてを物語る、ビジョナリーな映画作家」と称賛。
「現代映画界の巨匠の一人に007の新章を導いてもらえることを大変嬉しく思います」とホプキンスは付け加えた。
ヴィルヌーヴの高く評価された監督作品には、アカデミー賞受賞作の『DUNE』シリーズ、『ブレードランナー 2049』、『メッセージ』のほか、『灼熱の魂』(2010年)、『プリズナーズ』(2013年)、『シカリオ』(2015年)などがある。
今年初め、Amazon MGM Studiosは長年にわたりボンドプロデューサーを務めるマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリと提携し、今後の007プロジェクトの創造的な方向性を監督することを確認していた。
007俳優候補だった面々
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ボンド26作目の監督探しは広範に行われていた。これまで有力候補とされたのはエドワード・ベルガー(Netflix『西部戦線異状なし』)やケリー・マーセル(『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』)らが報告されていた。
次のボンド役の俳優は未公表だが、あるイギリス人スターがすでにファンの熱狂を集めている。ヴィルヌーヴの当面の優先事項は『DUNE』三部作の完結となる。
熱心な007ファンのために、IO Interactive(『HITMAN』の開発元)は2026年にボンドゲーム『007: First Light』をリリース予定。初回トレーラーは下記で視聴可能。