パイレーツ6: プロデューサーがキャスト再集結を示唆、ブルームが復帰へ
ディズニーが待望の『パイレーツ・オブ・カリビアン6』について、シリーズプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは過去作のキャスト陣が復帰することを明らかにした。
2017年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(国際版タイトル『サラザールの復讐』)が期待外れの評価を受けて以降、ジョニー・デップの法的トラブルでジャック・スパロウ船長の未来が一時不透明になる中、本作は幾度もの企画推移を経てきた。
長年の不確定要素を経て、新キャラクターと復帰組のバランスを取る物語が形になりつつある——ただし具体的な復帰メンバーは未公表だ。
オーランド・ブルームは最近『This Morning』番組でウィル・ターナー役の復帰可能性に言及。2007年『ワールド・エンド』以来の本格的な復帰となるかもしれない。ブルームとキーラ・ナイトリは『最後の海賊』のポストクレジットシーンに短時間登場したが、続編への期待は薄れていた。
「可能性はある」とブルームは慎重に表明。「チームは様々なクリエイティブな方向性を模索中だ。個人的にはクラシックな再集結を望むが……今後の展開を見守りたい」と付け加えた。
パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ

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第6作の開発は紆余曲折を経ており、ディズニーは完全リブート、レガシー続編、独立したストーリーなど様々なアプローチを検討したと報じられている。デップの訴訟問題後は特に複雑化し、当初ディズニーは同俳優との距離を置く姿勢を見せた。
デップの法廷闘争——2018年英紙ザ・サンへの名誉毀損裁判敗訴、2022年アンバー・ハード戦での勝訴——が一時的に出演を阻んだ。しかしデップが演技活動を再開し、ブラッカイマーが復帰に関心を示す中(昨年フォートナイトでクラシックキャラがコラボした事実も)、スパロウ役復帰の憶測が強まっている。
ブラッカイマーはスクリーンラント誌に「新しいアプローチ」を採用するとしつつ「お馴染みの面々が復帰する」と示唆。ただし具体的な俳優名には触れなかった。
ディズニーはデップの関与可能性について沈黙を守っており、正式な製作許可や公開時期も現時点では未定のまま開発が続く。



